2015/09/03
オリジナル
今日は無事に展示会のディスプレイのザックリとした配置を決め、備品のレンタルの注文ができました。
ちょっとホッとしています。
さて、最近話題の「東京五輪のエンブレム」のパクリ問題ですが。
呉服業界的には珍しい話ではないので、誰も驚いていないのではないでしょうか。
10年以上前のはなしですが。
某着物メーカーのフルコピーという商品を見たことがあります。
1枚買って、分解して、図案から配色からコピーするそうです。
しかも型を彫って量産して販売するそうです。
びっくりしますよね。
そこまでする?って思いませんか。
私は自分で図案を描いて、配色なども自分で決めて友禅をする職人なのですが、パクリってないですね…。
そんなことしてまでもお金儲けをしようと思わないです。
というか、描けないなら、できないならこの仕事辞めようと思っています。
いつでも潔く辞めれます。
もともと、私は絵がすごく上手いわけでもないので図案家さんに頼んで描いてもらったらいいのですが、予算の関係で仕方なく私が描いているようなもんなんです。
私が作っている着物、或はプロデュースしている着物がさっぱり売れなくなったら足を洗いま~す(笑)
オリジナルのものだからこそ感動があって「こんなの見たことない~」と喜ばれるのではないでしょうか。
そういうもの作りをいつも心掛けています。