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2023/11/10
「西陣織工業組合設立50周年記念 2023西陣織大会」
の審査会の結果、弊社の紋紗が「京都市長賞」に入賞しました!
経糸(たていと)に通常の糸と山繭糸を均等に入れて、製織した凝った織物です。
爽やかな水色の2色で、引き染めを施しています。
通常の糸と山繭糸とでは、染めた時に同じ色でも染まり方が違います。
その面白さをご覧くださればと思っています。
地紋は私がデザインしたボタン唐草です。
染と織の良さが見てとれましたら幸いです!
是非会場でご覧くださいませ。
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2023/11/09
来年のことですが、今現在、弊社が参加が決まっている催事のご案内をさせていただきます。
【第2回 京都染と織の展覧会】が来年も開催が決定いたしました!
今年は沢山の京都ファン、着物ファンのお客様がお越しくださいました大人気の展覧会です。
来年も引き続き、銀座にて開催されますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね♪
日時:令和6年2月2日(金)~4日(日)
2日(金)13:00-18:00/3日(土)10:00-18:00/4日(日)10:00-16:30
場所:時事通信ホール 東京都中央区銀座5丁目 時事通信ビル2F
※入場にはチケットが必要となります。
※今年も入場ご希望の方にはご招待券をお送りしようと思っております。(お一人様5枚まで)
まだチラシ・入場チケットが弊社の手元に届いておりませんので、届き次第プレゼントの募集をして郵送いたします。
前回チケットをお送りした方々もお手数ですが、招待券希望の旨ご連絡ください。
数に限りがございますので、このお知らせをご覧になった方はお早めにお申込みのご連絡をお願いできましたらと思います。
またチラシが出来上がりましたら、この展示会のご案内を再告知させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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2023/11/08
今年は西陣織工業組合設立50周年記念の年のようです。
毎年、2月や3月に開催されていた西陣織大会が、今年は気候の良いこの時期に開催されることになりました。
そうです!11月11日は「西陣の日」です!
西陣織の帯や着物などを観にお出掛けされては如何でしょうか。
弊社も出品いたしております!
日時:2023年11月11日(土)・12(日) 午前10時~午後5時
場所:西陣織会館5階・6階 (京都市上京区堀川通今出川角)
入場無料
詳しくは西陣織工業組合のHPでご確認ください。→https://nishijin.or.jp/50th-anniversary/
Pまた西陣織大会と同時開催で「西陣まち歩き」公開工房やワークショップをされている織屋さんがあります。
普段では見学できないところもあります。
是非、HPをチェックしてくださいね♪
※弊社は都合により、今回の公開工房等には参加しておりません。
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2023/10/01
暑さの残る9月の週末。関東在住のA様が弊社を訪ねて来てくださいました。
今年2月に東銀座で開催された「染と織の展覧会」にお越しくださったお客様です。
なんと!その時にご購入くださった、私が制作した紋紗の絵羽織を羽織ってお越しくださいました!
きゃー嬉しい!(≧∇≦)
プライベートでお見えなのに、着物って!
荷物も多くなるし、着るのも大変なのに、私が作った羽織を見せてくださるためにお召しくださったと思うと泣けます(涙)
その大変さはよーくわかっているので、有難くて、有難くて…
色白のA様に薄いラベンダー色が、とてもお似合いです!
青味のお色がよくお似合いなのは自他共に認めているので、今回のA様のコーディネートの、赤みのある小千谷縮に弊社の羽織もバッチリですね♪
自分が作った(下絵・友禅)羽織を気に入ってもらって、このようにお召しになって、見せに来てくださるって本当に有難くて、幸せなことです(涙)
また頑張って何か制作したいなと活力になりました!
さて9月とはいえ蒸し暑い日でしたが、着物を夏物にして薄羽織を羽織れば、少し夏の雰囲気が消されて、見た目にも馴染む気がします。
ちなみに私のコーディネートなんてどうでもいいのですが、私は透け感のない紋紗(畦地が多い)の着物を着ておりました。
羽織も暑いくらいの日でしたが、やはりここは「雰囲気重視で!」着用いたしました。
墨色の着物に墨色×金糸の袋帯(西陣 都)、羽織は新作の紋紗で龍の地紋・雪輪ぼかしの絵羽物です。
帯は初下ろしです。黒地に銀糸の入った帯芯を中に入れましたので、光の加減でキラキラ光ります♫
一応、正社会の人のコーディネートですので、そこんとこヨロシクです(^o^)/
さて、お仕立ても弊社で請け負っていたこともあり、ご購入後も何度もメールのやり取りをさせていただいておりましたので、今回二度目ましてー、という感じでもなく、ずっと前からの知り合いのような感じで、話がはずみました。
着物を通じて繋がるご縁。不思議ですね。
そしてなんの違和感もなく、着物のこと、着物以外の話も話が盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。
それは只々、ピュアで彼女の真っ直ぐなお人柄が、私との距離をぐっと縮めてくれたのでした。
ハイスペック女子の素敵な会話、楽しい時間はあっという間でした。
この度は遠方よりご来社くださいまして、誠にありがとうございました。
そしてお写真の掲載のご快諾ありがとうございました。
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2023/09/10
弊社の紋紗を2反もお求めくださいました東京在住のS様。
一つは、この紫とベージュの大胆な流水取りぼかしの染めの小紋を、着物にお仕立てされました。↓
とても綺麗な方でしょう♪
着物の説明の前に、まずお顔が綺麗なので着物の説明が後回し、いや、無くてもいいでしょう!ですね。
反物でこういった大胆なぼかしの小紋は、買う人も売る人も正直抵抗があります。
仕立て上がった時に、どうなるのか想像するのが難しいのです。
だから買う側にとっては手を出しにくい傾向があります。
そして売る側も明確に「こうなります!」と提示できたら良いのでしょうが、それが難しいのです。
裁ち方で、お仕立てのパターンが幾つもできるので、ぼんやりとしたご希望しかお聞きすることができません。
例えば、お顔周りにこの色が来た方が良いとか、それ以外は和裁士さんにお任せというものが多いです。
さて、お写真に戻って。
弊社でお受けしたお仕立てではありませんが、素敵なお仕立てだと思います。
流水の雰囲気が出ています。
お仕立てするとどうしても、途切れ途切れの、部分的な流水しか見えないということは、お客様もご存じではあるのですが、どうなるのかワクワク、ドキドキですよね♪
今,書きながら思い出しましたが、この同じ流水取りぼかしの小紋を羽織にお仕立てされたお客様をご紹介するのを忘れておりました(汗)
お色違いです。また全然雰囲気違うので、早めにアップしたいと思います(汗)
反物で見ただけでは想像するのは難しいぼかしの小紋ですが、こうしてお仕立て上がってお召しになると、本当に素敵ですね。
シュッとした綺麗なお顔とスタイルのS様に、男前な色合いとぼかし染めが良くお似合いです♪
当時S様に、さんざん綺麗な薄い色をお薦めしていましたが、今回お会いして渋い色合いも良くお似合いでカッコいい!です。
この着物姿で南座へ観劇に行かれたとのことですが、凄く素敵ですね♬お手本のような観劇にピッタリのコーディネート!
お母様もご一緒に来られていて、母娘で着物で観劇。素敵すぎます!
(一緒にお写真撮りました@ブライトンホテル京都)
S様の南座での観劇の後に、着物姿でお会いできましたこと本当に嬉しかったです。
お客様とのご縁、ありがたいですね。
そしてS様のご購入された、もう一枚の紋紗は、私が最近仕立てた着物の色違いなんです!
次回は双子コーデをするかも⁉︎
楽しみです♪
S様、この度はありがとうございました。