着物一覧
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2024/03/31ここ最近わか集
暖かかったり、寒かったりで、体調管理が難しいですね。
強い風が吹いたり、黄砂だったり、花粉だったり…。
三寒四温って言葉、聞かないなと思っていた矢先。
息子は週の半ばに、肝心な時に高熱を出す。
私もひそかに楽しみにしていた、「塾の祝賀会」の当日の朝に39℃超の熱って。
おい、おい…涙
最初で最後の参加だし、私も楽しみにしていました。参加者が多いので、保護者は会場に入れず、ロビーでパブリックビューイングと聞いていたので、大変そうだけどワクワクしていました。
塾の学年の生徒数が約3,000人規模の「常在戦場グループ」の塾なので、やっぱり凄い人数だったのじゃないかなと想像していました。
写真撮影会や表彰式、メダルなどの授与式とか、息子にも経験させたかったー。
というのは建前で!
私がそういうのを見たかったんです〜。私が欲しいくらいよ〜笑
保護者向けのなんか労いの言葉が欲しいじゃない?当時大変だったことも、ほとんど忘れてるけどさ、常在戦場費を払ってきた息子のスポンサーとしてはですねー、御礼の言葉が欲しいのですよ。ホントにね。
息子も一緒に頑張ってきたメンバーと写真撮ってもらって、それをまた励みに頑張ってほしいし、またいつか会えるメンバーと最後の交流してほしかったなと。
嗚呼、残念。。。
と、そんなことはさておき。
息子は3日程熱を出していましたが、病院にも行かずに自力で治癒しつつあります。喉が痛いらしのですが、それ以外は元気にしています。
珍しく?私も今のところ、多分感染っておらず、まあまあ元気でおります。
そして私は、息子の世話の合間に入学式用の名古屋帯を作りました。
時間がないので、染めもなしで白生地に自分で金彩加工をして、仕立てに回しました。
出来が良くないので、あまり見せられないレベルです。
当日は羽織ものをしておけばOKでしょう笑
入学式は、これもまた私にとっては楽しみで、入学式後に学校ゆかりの某所へ行って写真を撮るらしいのです。普段は一般の人は入れない所に行けるようで、それが楽しみで♪
それにちなんだ帯で出席しようと思っています。今回は鷹の訪問着は封印します笑
入学式まであと10日ほど。準備が整わず焦りながらも、息子の貴重な春休みを充実させたいし、私もママ友たちとの交流もしておきたいと忙しいです。
来週は連日予定が詰まっていて、移動距離も結構あって、体力勝負です!
私もカゼを引かないように頑張りますー。
(息子の自信作「お前 大丈夫?」ティッシュ入れ byお前こそ大丈夫か?)
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2024/03/17ここ最近わか集
最近は急に寒かったり、雨の日もあったりでしたが、息子の卒業式は見事に晴れて、3月とは思えない暖かい陽気に包まれた京都市内でした。
さて、卒業式までの、この1週間は卒業ウイークでした。まずはその話題から。
息子達も授業というよりは卒業に向けての式の練習やイベントが多かったのですが、保護者も参加の「最後の参観日」みたいな授業があり、私も参加いたしました。
この日は朝からまとまった雨が降りそそぐ京都市内。それでも私は予定通りに着物で伺いました。
生徒が図工の授業で椅子を作ったというので、ペンキが着物に付くのでは⁈と思うと少し恐ろしくなりましたが、万が一に備えて、風呂敷枚を用意して行きました。
この数週間で制服のズボンとセーターが、ペンキでひどいことになっておりましたが、よく乾燥されていたか、セーターがよくペンキを拭いてくれたかは不明ですが、何のハプニングも起こりませんでした。
しんみりと、この参観日が行われて、少し泣けたりするのかなと思いきや、残念なくらいにさらっとしたあっけないものでした。
ほとんどの親子がマスク着用で、これといった私語を交わすこともなく、椅子を持って帰る為に親が呼び出されたと思えば、納得できます。
感動を期待するのはやめましょう。という教訓でした。またこれは残念なことに、後の卒業式にでも共通していたのでした・・・・(-_-)
という前振りでもお分かりの通り、卒業式もあっけなくサラリと終わってしまいました。
ずっと私は嗚呼、寂しい、泣ける~と思っていたのに「あれっ?終わり?」な感じでした。
最後くらいはと、生徒の名前とお顔をパンフの名簿と付け合わせながら、必死で目に焼き付けて覚えようと思ったけど、無理よね。。。
結局、知っている子供を見つけては大きくなったなーと思うだけで。
式後にママ友と一緒に写真を撮ったり、先生と写真を撮ったり、わちゃわちゃと過ごして、泣ける時間なんて全然ないわー笑
(自作の着物を着用↑)
そして物思いにふける時間もなく、着替えて、ママ友主催で子供達中心のボーリング大会へGO!
からのママ友主催の食事会。
スキル高き女子のママ友は、めちゃめちゃ働きながら、こういった大人数のイベント企画もしてくださって尊敬と感謝でいっぱい( ;∀;)
学校のアフタースクールのメンバーは働くママの会でもあり、仕事、家事、受験を乗り越えたメンバー。
恐れ入ります~。もう、みんなすごすぎて私なんて恥ずかしいわ~。
素敵なメンバーに囲まれて、有り難い時間でした♪
そして、まだまだ卒業ウイーク続きます~笑
次の日もまた余韻を残して、ママ友宅へ親子でお邪魔してお喋りして♪
連日、このスキル高きママ友と交流しておりますが、2人でじっくり話すのは初めてでした。
こんなに深いところまで話せるとは。。。
人間の勘というのか、波長というのか、あるんですよね。
彼女の素晴らしいお人柄が、心地よくて、引き合わせてくれたご縁に感謝でした。
結局ね。
コロナの後も学校行事が少なくなり、人との交流が少なくなって、最後の卒業式も新しい交流がなかったとしても、ご縁というのは神さまが仕組んでして、引き合わせたり、引き合わせなかったりだと思うんです。
通常に行事が行われていても、第一印象で「この人苦手、この人と話してみたい」というのは、どこかで選別されていると思います。苦手と思われたら、私は声をかけられていないし、私も声をかけていないし、それは過去も現在もその感覚はそう変わりない気がします。
だから、結局のところ行きつく先は同じで、ご縁を結ぶ気がします。
子供達がバラバラの中学になろうと、今後また塾で、大学で、また子供同士は繋がることもあります。
ご縁があれば、きっとまた会えるでしょう。それは携帯のラインでの繋がりとは、また別次元のご縁だと思うのです。
今、息子を含めてラインの友達追加やチャットを頻繁にしているようですが(多分)、寂しいのかな。
そんなことを思いながら、嗚呼、現実に引き戻され・・。
入学までのお昼ご飯、入学後のお弁当問題、春休みに出されている息子の宿題できるのか問題などなど。
やっぱり物思いふける暇がないのです。
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2024/01/10ここ最近わか集
遅ればせながら、旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、新しい年は震災や航空機事故等で、波乱の幕開けとなりました。
受験生のいる我が家ではテレビをつけない生活をしていますので、たまに見るニュースは悲しみと驚きです。
地震の際は私は友禅の仕事をしていました。
本棚がゆっさゆっさと揺れて、木造の建物は結構揺れました。
FMラジオを聴きながら仕事をしていたので、まあまあラジオでの情報を得ることができました。
寒い中での避難所生活、お辛いでしょうと心が痛みます。
さて去年の12月にかかったインフルエンザで2週間以上空白の日々を送ってしまったせいで、仕事がとても押していて、自分の着物の染めが間に合いそうになくて、焦っています。
初詣も、十日えびすも行かず、時間を見つけては毎日少しずつ友禅をしていますが、それでも息子の世話を一番にしています。
それよりも何よりも!
そうです。受験ですよ受験!
いよいよです!というか。もうすでに始まっていて、先週末も2校受験行ってきましたよ。
もう親子ともにフラフラです。
私はインフルエンザ以降、完全に復活できないままの受験の旅でした。
冬休み中はずっと朝から晩まで塾で特訓を受けていた息子、この数日でどこまで真剣にできるかなと期待をしながらおります。実際は・・・・・涙
受験、来月の展示会、自分の着物の友禅…。あ、そうそう、毎回のご飯の用意。
なんて忙しんだ!と思いますが、まずは息子の受験が1番です。
受験ウィークが始まっておりますので、来週までは仕事よりも息子優先でさせていただきます。
そんな年明け早々のブログは受験ネタ一色になりましたが、どうぞお許しくださいませ。
では今回の受験の旅での気になった一コマ↓
(どうやって帰らはったか、気になるわ〜。この投棄物の処理も…)
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2023/11/19ここ最近わか集
慌ただしく毎日が過ぎていきました。
もう何をしていたのかも思い出せないほどです。
さて西陣織大会が先週開催されました。
私も見に行きました。
「お知らせ」と「キモノアレコレ」でも書きましたが、「京都市長賞」を受賞しました。
いろんな方からお声かけてくださって、嬉しい限りです。ありがとうございました。
こういう賞には遠い存在の織屋ですので、たまーに、こういう賞を受賞すると私共も驚きますが、周りも驚かれると思います。本当にこういう賞は、うちは無縁ですね笑
さて。
今週のメインイベントは!
はい!息子の通う小学校の「音楽会」です。とうとう小学校最後の音楽会になりました。
毎年、この音楽会を楽しみにしていた私。
そして〜。なんと、今年は〜!
息子が6年生の合唱の指揮をすることになりました!
去年は指揮のオーディションで落ちて、今年は見事に⁉︎背の高さだけで?合格しました〜
勉強の合間にYouTubeを見て指揮の練習をしてきたのですが、仕上がっていなかったようで、本人も心配していました。
そして本番。
今年も私はママ友と一緒に着物で見に行きました。
ママ友が綺麗なのよ。また違うところでご紹介したいと思っていますが、とっても素敵で♡
(右のピンク系がママ友です♡)
さて、話は戻って、音楽会♪
小さな一年生の可愛い合唱や5年生の合奏を聴いて、いよいよトリの6年生!
6年はback numberの「水平線」の合奏と、その後は、大トリの合唱です。ドキドキしながら、見守りました。
女子児童の上手なピアノ伴奏と息子の指揮で、合唱曲は「時の旅人」でした。
途中でテンポが変わる難しい曲で、中学や高校生が歌う曲だそうです。
背の高い息子は、台に乗ると更に大きく、堂々と、そして大きく腕を振って指揮を務めました。
6年生は学校でも一番大人数の120人超です。
私の方が緊張するわ〜
でも、ほんとに堂々とした指揮は、親バカですが、良くできたと思います。
そんな姿が見られて嬉しかったです。
周りのお母様方が感動したとお声掛けくださったり、泣いているお母様もおられました。
学校最後の音楽会、曲も歌詞も良くて、ぐっときます。
最高の音楽会でした。
いろいろ思うことあるけど…
息子には4歳からピアノを習わせましたが、5年生になる前には辞めてしまい、ああ勿体ない、無駄やったかなと思っていましたが、無駄ではなかったようです!
これもピアノの先生のお陰です。本当に感謝です!
そして何より音楽が好きということが、一番嬉しいことです♫
ピアノが上手に弾けなかった、練習が嫌だったとしても、音楽が好きでいてくれたことが嬉しいのです。
私は3歳からピアノを習いました。小学生低学年まで習いましたが、楽譜は読めないし、下手くそでした。
中1のクラスの合唱で何故かピアノ伴奏をすることになり、ホントに困りましたが、なんとか弾き終えました。
それがきっかけで、中3は男子グループバンドに紅一点、キーボードに呼ばれて入りました♪
放課後、メンバーのお家や、スタジオ借りて練習したり、私は勉強もせずに楽しく過ごしていました🎶
体育会の部活はそこそこで、やさぐれていた中学時代は音楽に支えられていたように思います。
学校でも目立っていた男子メンバーの中に入って、女子からはいいな〜の目でしたが、チヤホヤされることなど一切なく、周りが想像するような素敵なことは何も起こりませんでした。。。
色恋沙汰の出来事も全く起きなかったことは、残念?です…笑
(二条城の紅葉が綺麗な夕方−2023.11.9)今月に入って、いろんな出来事が起きて、心身共に疲れていた時の「音楽会」
低学年の児童の合唱を見ていると、嗚呼、こんなに小さくて可愛い時期があったんだ。と、ほっこりする反面。
こんな時期の子供達を見守ってきたはずの大人。
初心に戻れるタイミング、結構あると思うよ。あったと思うよ。
だけど、なんで…。
と、悔しさや怒りが込み上げてくるのでした。
中学受験まで2ヶ月切りました。
来週のマラソン大会が終われば、学校行事もほぼ終了。
受験までまっしぐらです。
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2023/10/01キモノアレコレ
暑さの残る9月の週末。関東在住のA様が弊社を訪ねて来てくださいました。
今年2月に東銀座で開催された「染と織の展覧会」にお越しくださったお客様です。
なんと!その時にご購入くださった、私が制作した紋紗の絵羽織を羽織ってお越しくださいました!
きゃー嬉しい!(≧∇≦)
プライベートでお見えなのに、着物って!
荷物も多くなるし、着るのも大変なのに、私が作った羽織を見せてくださるためにお召しくださったと思うと泣けます(涙)
その大変さはよーくわかっているので、有難くて、有難くて…
色白のA様に薄いラベンダー色が、とてもお似合いです!
青味のお色がよくお似合いなのは自他共に認めているので、今回のA様のコーディネートの、赤みのある小千谷縮に弊社の羽織もバッチリですね♪
自分が作った(下絵・友禅)羽織を気に入ってもらって、このようにお召しになって、見せに来てくださるって本当に有難くて、幸せなことです(涙)
また頑張って何か制作したいなと活力になりました!
さて9月とはいえ蒸し暑い日でしたが、着物を夏物にして薄羽織を羽織れば、少し夏の雰囲気が消されて、見た目にも馴染む気がします。
ちなみに私のコーディネートなんてどうでもいいのですが、私は透け感のない紋紗(畦地が多い)の着物を着ておりました。
羽織も暑いくらいの日でしたが、やはりここは「雰囲気重視で!」着用いたしました。
墨色の着物に墨色×金糸の袋帯(西陣 都)、羽織は新作の紋紗で龍の地紋・雪輪ぼかしの絵羽物です。
帯は初下ろしです。黒地に銀糸の入った帯芯を中に入れましたので、光の加減でキラキラ光ります♫
一応、正社会の人のコーディネートですので、そこんとこヨロシクです(^o^)/
さて、お仕立ても弊社で請け負っていたこともあり、ご購入後も何度もメールのやり取りをさせていただいておりましたので、今回二度目ましてー、という感じでもなく、ずっと前からの知り合いのような感じで、話がはずみました。
着物を通じて繋がるご縁。不思議ですね。
そしてなんの違和感もなく、着物のこと、着物以外の話も話が盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。
それは只々、ピュアで彼女の真っ直ぐなお人柄が、私との距離をぐっと縮めてくれたのでした。
ハイスペック女子の素敵な会話、楽しい時間はあっという間でした。
この度は遠方よりご来社くださいまして、誠にありがとうございました。
そしてお写真の掲載のご快諾ありがとうございました。