京都・西陣織 紋紗 夏着物 御召 京友禅 MENU
2015/12/05
七五三

先週、我が家のちびちゃんの七五三をしました。

 

【今宮神社にて】

着物、羽織りを私が染めて…と思っておりましたが、どう考えても時間的に無理と判断し、以前働いていた工房で作っていた物を購入しました。

 

運良く着物と羽織りのセットを師匠が在庫で持っておられたので、それをわけていただきました。

 

本当にラッキーでした!

 

師匠が友禅した鷹とそれ以外の松等は私が友禅したものだったので、思い出もありますし。何と言っても師匠の鷹は最高に美しい友禅なんです。ちびちゃんが着用した後も手元に置いておくことができ、とっても嬉しいことです。

 

今では着物と羽織り共に同柄という物はほとんどなく、着物は黒や色紋付(柄なし無地)が多く羽織りのみ柄があるのが多いです。結局、羽織りを羽織っていたら、下の着物なんて見えないですしね。しかもほとんどがポリです。うちも着物以外の袴やその他小物一式は貸衣装で借りたのですが、正絹は1つも置いてありませんでした。私が今まで仕事をしてきた色、柄とは違ってやっぱり今風が多かったです。さーっと拝見しましたが、発色が良く柄も大胆で子供が好みそうな(抵抗ない)感じに思えました。写真うつりは絶対今風のが良さそうです!お顔まわりに発色の良い色がきてお顔うつりが良さそうですですし。1日しか着ない着物にお金をかけるのも勿体無いのもよくわかるし、汚すから洗えるポリで充分というのも納得。

 

それでも高級品の需要はあるよ!なんて普通に言われるけど、あるんでしょうがその需要をどうやって取り込んでいくかが悩ましいところです。

 

ここには書きませんが、私が考えている夢は遠い気がするけど、この度あらためて挑戦したくもなりました。