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2020/01/19
毎年恒例の

お陰さまで、少しずつですが風邪が治りつつあります。

今週は仕事、仕事関係(組合)、冠婚葬祭、プライベートでの宴会…と盛り沢山でした。

冠婚葬祭とは、うちの菩提寺の前のご住職さんが亡くなられ、密葬のお通夜に参列いたしました。多分、50人弱の各お寺さんのご住職の方々がお見えで、1時間近くお経を唱えらえました。お寺の一室の半分がお寺さんの関係で、半分がご縁の深い檀家さんのような感じです。

薄暗いお寺のお部屋に、お焼香の煙が立ち込め、ロウソクの灯りと、合唱のようなお経等が、失礼ながら何かNHKのドキュメント番組を見ているような、不思議な感覚でした。

こんなミーハーなレポ、すみません。

そしてついでに今回初めて知ったことは、喪主を含め近しい関係の方は 、紗か麻のような夏物の袈裟に裸足でした。初めてこのようなお通夜に参列した私は、かなり驚きました。「寒いのになんで?」

まさに、それが答えのようです。ゆるーい解釈をしますと、突然の死に驚き、着るものを夏物と取り違え、裸足で駆けつけたという設定と言うわけらしいです。私達もよくお通夜はブラックフォーマルではなく、ダークスーツで参列するというのと同じ意味でしょうね。

ちなみに着物の場合は普通の着物に黒共(黒い帯)、黒の小物(帯揚げ・帯締め・お草履等)が一般的です。着物は一つ紋の色無地(できれば渋く濃い地色)といわれております。

また黒の小物も白にされる方もいらっしゃいます。以前ウチの葬儀に参列してくださった花街の方々は、帯は黒で、多分皆さん小物は白でした。雰囲気が暗くならないように、ある意味門出のおめでたい式ということで、白にしていると聞いたことがあります。

諸々、間違っていましたらごめんなさい。

 

 

さて。

そんなこともあった今週でしたが、メインはやっぱりこれ!「京都会議」です。すみません、ご存じない方はググって下さいませ。

今年の宴会はメンバーも少なく(jcの歴代理事長で日本jc出向経験の偉〜い方々)、こじんまりと、アットホームに開催!

祇園の居酒屋さんの個室で、鰤しゃぶメインのコースをいただきながら、楽しい会話( ^ω^ )

懐かしい話題から、最近の話題、ま、当然ながら?病気や健康の話とかね笑

かれこれ30年以上のお付き合いの方々ですので、同窓会のようです。これも失礼な発言なのですが(汗)

トップ経営者に対しての態度ではない私にも、いつも優しく接してくださり、しかも何よりこうして律儀に毎年、お声掛けくださります。本当に有難いことです。何故かこの方々とお会いすると、ホッとするようなそんな感じです。今年は特にそんなメンバーで、毎年味わう緊張感が全くなく、威圧感なしの楽しい宴会でした笑

そしてご馳走してくださった上に、更にお土産もたくさん頂きました!ありがとうございます!空港で買ったという「キンカン」や、某有名な洋菓子店の方がチョイスされた「京都のお菓子」笑

それが、これ!

流石のチョイスです!会議が「ANAクラウンプラザホテル」だったらしく、そこで見つけたフランスの「ガレットデロワ」のお菓子と、「ポップオーバー」というお菓子?パン?

まずは「ポップオーバー」。食べ方が書いてあったので、その通りやってみました。

で、物がわからずに出来上がった物を割ってみて、「ん?」

空洞です。私の想像では、中から熱々のチーズがとろっと出てくる予定でした笑

薄味で、シュークリームの皮を食べているような、そんな感じです。外はパリッと中はクロワッサンの内側のような。素朴な味です。

そしてメインの「ガレットデロワ」選手の登場です笑

こちらも初めて口にする物でした。フランスのこの時期に食べるお菓子らしいです。

宴会の時にも教えていただいたのですが、このお菓子の中に何かを入れておいて、当たった人はラッキーみたいな説明だったような笑

箱を開けてみると小さな陶器の人形と、白い小さい塊(砂糖菓子)と紙の王冠みたいな物がセット入ってました。ググって色々調べて見ましたが、もうすでにこうして外に出ている陶器以外に、何か入っているのか?あるいは小細工して無理矢理入れるものなのか悩みましたが、普通に切って食べました。

素朴な美味しいパイです!中に少ししっとりした甘い部分がありますが、味わいのあるお菓子でした。

 

そんな話題性のあるお菓子をいただきながら、皆さまとの出会いに感謝し、皆さまの健康を祈っておりました。宴会の帰り際に「またね〜。また来年ね!」と言いながら解散したのを思い出しながら。

「ご縁」という言葉がぴったりなメンバーに心より感謝し、またお互い元気で再会を祈るばかりです。

そんな何十年も続く、お偉いさん達との「1月の恒例行事」なのでした〜。