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2018/06/24
単衣の着物

 

先日の西陣織組合のファミリーセールへ着物を着て行きました。着物は弊社の紋紗ですが、畦地(あぜじ)と呼ばれる透けない組織がメインの生地です。色は黒ではなく濃墨色の色無地です。格好良く着こなせればいいのでしょうが、難しいので少し可愛い帯を締めたら、意味もなくきっちり感のある着こなしになったような…。

 

時期にとらわれず、5月でも暑かったら単衣でも夏物の絽や紗でも何でも好きなように着ることが、少しずつ定着しつつあると思っています。うるさいことを言う人が少なくなってきてますし、私は着物を着ているだけでも、着ている人を尊敬します!着物を着るのって労力要りますよね。不便だし笑

 

仕事以外での私はたいていは「着物を着て行ったら喜ばれるかな」という趣旨で着ます。その次に着付けの練習を兼ねて着てみようかと。今回は後者です。そして今回はこの着物を仕立てたばかりで、単純に着てみたかったんです。

 

麻の襦袢にこのあまり透けない紋紗の着物は涼しくて快適でした。この生地は単衣の時期から盛夏までの長い時期着ることができて、おすすめです。お尻辺りが透けるのがちょっと気になるという方にもおすすめですね。「居敷あて」もこの生地には要らないと思います。

 

ただ嘘を書くのは嫌なので帯周りは暑かったし、汗をかいていたことも報告します。なんだかんだ言っても着物は、ある程度は暑いに決まっています。そこは妥協してください。私も妥協しています笑

 

またヘチマでできた帯枕だの麻の伊達締めなどの和装小物も買いあさって、いろいろ試しているところです。またご紹介できればと。

 

特に夏の時期に着物着るのはおしゃれですよね。私も頑張って着るようにしたいです!