着物一覧
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2023/09/23ここ最近わか集
少し間が開きました。安否確認の方々、失礼しました。
生きています!
ただ、なかなかの忙しさで、連日ヘトヘトでした。
仕事は今は自分の着物の下絵を描いています。
これがまた悩ましくて、土日なども含めて少しずつ描いているのですが、なかなか進まず…。
久しぶりに下絵に向き合うと、焦りもあって描ける気が、どんどんなくなっていきました。
でもようやく、先週末くらいから調子が出てきたようです。
それとは別に、お誂えの図案のご提案もしたくて、鉛筆描きですが、3枚下絵を描き上げました。
ずっと頭の中は図案が散乱、混乱しておりましたが、ご提案する前夜にやっと描き上げて、出し切った感で充実♪
(↑ぼかし過ぎで、殆どわかりませんね笑)
さて、関東からご旅行も兼ねて、弊社にお客様がお越しくださいました。
2月に開催された東京での展示会で私が染めた羽織をご購入してくださったA様です!
なんとその羽織をお召しくださって、ご来社くださったんですよ!
本当に有り難いことです。(涙)
お会いしたのは1回だけなんですが、メールのやり取りで良きお人柄に触れていたので、今回二度目とは思えない程の打ち解けようでした笑
と言いましても。
これがまた、とんだハイスペック女子で、聞けば聞くほど「恐れ入ります〜」の素晴らしい才女でございましたm(__)m
いつも思うことですが、いろんな方と知り合えてお話しできるのは、私の特権ですね♪&ご縁ですね。
そもそもが強運の私なので、良い方と巡り合うことが多いのですが笑
ありがたいです。。。涙
職場では気にかけて下さった着物をご覧いただいたり、お誂えの染帯のご提案をしたり。
わちゃわちゃしながら、鏡で当てて見てみたり。
そんなこんなで、社長も交えて学生時代の話や、お仕事のことなど楽しくお喋りしました。
その後は近くのイタリアンへランチ♪
仕事と関係なく、女子同士の本音の女子トーク♪(^з^)-☆
名残惜しい時間を過ごして、私自身は有り難さでしみじみ。
また詳しくは「キモノアレコレ」にてご紹介したいです。(嗚呼、キモノアレコレ書きたいことが溜まっているわ…汗)
(楽しそうな雰囲気伝わるかしら♪)
そしてこの土日は息子の塾の講座の為に西宮へ二連ちゃん。
朝から弁当作って阪急で西宮まで約1時間半。
息子が勉強している間は、私は夢の国へ♫
はい、人目も気にせず、とある休憩室で寝てました。
そして気がつくと自分のイビキで起きますが、何か?悪い?しかも何度もね。(汗&苦笑)
周りに男性方沢山おられましたが、そんなことは一切気にしません!
眠いんですよ。ヒジョーに疲れてるんですよ。ほんとに。休みの日も朝から殺す気か?ですよ。
もうね、周りの目なんてどうでもいいんですよ。この年にもなると、ふてぶてしくなるんですよ笑
そういう訳で。
私の安否確認できましたか〜?
はい。すこぶる元気ですl笑
そして自分のことを「女子」と図々しくも言い切るという図太さも健在ですよ笑
さて来週こそは自分の着物の下絵を描きあげます。
頑張ります。
多分…
疲れが取れない…。目がしょぼしょぼします…(_ _).。o○
でもやるしかない!
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2023/09/10キモノアレコレ
弊社の紋紗を2反もお求めくださいました東京在住のS様。
一つは、この紫とベージュの大胆な流水取りぼかしの染めの小紋を、着物にお仕立てされました。↓
とても綺麗な方でしょう♪
着物の説明の前に、まずお顔が綺麗なので着物の説明が後回し、いや、無くてもいいでしょう!ですね。
反物でこういった大胆なぼかしの小紋は、買う人も売る人も正直抵抗があります。
仕立て上がった時に、どうなるのか想像するのが難しいのです。
だから買う側にとっては手を出しにくい傾向があります。
そして売る側も明確に「こうなります!」と提示できたら良いのでしょうが、それが難しいのです。
裁ち方で、お仕立てのパターンが幾つもできるので、ぼんやりとしたご希望しかお聞きすることができません。
例えば、お顔周りにこの色が来た方が良いとか、それ以外は和裁士さんにお任せというものが多いです。
さて、お写真に戻って。
弊社でお受けしたお仕立てではありませんが、素敵なお仕立てだと思います。
流水の雰囲気が出ています。
お仕立てするとどうしても、途切れ途切れの、部分的な流水しか見えないということは、お客様もご存じではあるのですが、どうなるのかワクワク、ドキドキですよね♪
今,書きながら思い出しましたが、この同じ流水取りぼかしの小紋を羽織にお仕立てされたお客様をご紹介するのを忘れておりました(汗)
お色違いです。また全然雰囲気違うので、早めにアップしたいと思います(汗)
反物で見ただけでは想像するのは難しいぼかしの小紋ですが、こうしてお仕立て上がってお召しになると、本当に素敵ですね。
シュッとした綺麗なお顔とスタイルのS様に、男前な色合いとぼかし染めが良くお似合いです♪
当時S様に、さんざん綺麗な薄い色をお薦めしていましたが、今回お会いして渋い色合いも良くお似合いでカッコいい!です。
この着物姿で南座へ観劇に行かれたとのことですが、凄く素敵ですね♬お手本のような観劇にピッタリのコーディネート!
お母様もご一緒に来られていて、母娘で着物で観劇。素敵すぎます!
(一緒にお写真撮りました@ブライトンホテル京都)
S様の南座での観劇の後に、着物姿でお会いできましたこと本当に嬉しかったです。
お客様とのご縁、ありがたいですね。
そしてS様のご購入された、もう一枚の紋紗は、私が最近仕立てた着物の色違いなんです!
次回は双子コーデをするかも⁉︎
楽しみです♪
S様、この度はありがとうございました。
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2023/08/23お知らせ
藤姫オンラインショップからのお知らせです!
社長の出身校の「慶應義塾高等学校」が夏の高校野球で優勝しました。(野球部ではありません)
そこで急遽、弊社でも優勝記念としてオンラインショップ商品を掲載いたしました。
優勝が決まって、バタバタと写真を撮ってアップしたので、上手く写真が撮れていないかもしれませんが、宜しければチェックしてくださいませ。
お色が分かりづらい、気になるという方は、弊社に直接見にこられても結構です。
ただ、全て一点もので、大サービス品なのでお早めにお決めになってください。
先にカートに入れた方が優先になります。
販売期間は8月末迄です。
どうぞよろしくお願いします。
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2023/08/06キモノアレコレ
只今絶賛作業中の素描の動画です。
紋紗の白生地に小さめのシケ引きの硬い刷毛で、素描をしています。
下書きなどしませんので、全体の雰囲気を見ながら、その時その時の感性で作業を進めていきます。
染料は防染の染料なので、今、作業したところ以外が染まる予定です。
今回は防染を薄い色にして、地の色を黒にする予定です。
今は派手な綺麗な色で柄を描いていますが、地の色が上からかぶってくるので、少しくすみます。
それがどれくらいくすむかは、染めてみないとわからないです。
今回は注文された商品の試しとして、染めています。
染料や薬剤の割合の具合がつかめたらと思っています。
今まで随分染めてきましたが、読めていない部分が多くて、思ったよりもこの素描やシケ引きの色が出ないのが多いです。
なので、いつも「あれ?こんな色で染めたっけ?」が多いのです…。
この素描の色が、最終どんな風に柄が浮き上がってくるのか楽しみです。
(ビデオは早回しで撮影しています)
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2023/06/28お知らせ
2月に東銀座の時事通信ホールで開催された「染と織の展覧会」にて、弊社の羽織をお求めくださった関東在住のA様とのツーショットのお写真をいただきました♪
羽織は以前にコットンパールMIZUHOさんにお作りした羽織と色違いなんです。
勿論、私がデザインして友禅しております。
昨日まで日本橋三越で催事をされていたMIZUHOさんにA様が会いに行かれたときのお写真とのことです♪
キャー!(≧∇≦)
素敵ー!お二人とも美し~い!そして嬉しい~!涙
A様にはMIZUHOさんと色違いということをご案内しておりました。(有名なMIZUHOさんのことは大抵の着物好きさんにはご存じです♪)
この蝶の柄の紋紗の羽織は2枚だけしか作っていなかったのですが、そのお二人のお客様同士が繋がるって、なかなかない体験です!嬉しいですよね。ビックリです♪
私が染め出しした反物も、直接お客様を接客してお求めいただいたことは、ほとんどありません。
弊社の商品を何処のどなたがご購入されたのか知らないのがほとんどです。
そんな中、この2枚の羽織に関しては私が直接お会いしてご購入に至ったって、ほんとありえないくらい珍しいことなんです。
ましてこのお二人がたまたま関東在住とはいえ、お会いできるって、なかなか実現しにくいと思います。
お揃いの羽織を着て会いに行かれたA様には、私も本当に感謝いたしております。
着物を着て電車に乗るのも大変だったと思います!(羽織にシワが…とA様が嘆いておられました。涙)
さて、この羽織を作者の立場として少し説明させてもらいますね。
羽織は後身を重視して柄を考えております。
霞ぼかしの部分は薄い色にして、帯が透けて見えるように考えております。
左(MIZUHOさん):落ち着いたグレーの地色ですが、友禅の配色はパステル系の色を使いながら、全体に渋くならないように、そして寒色系の色で涼しげな配色にしています。
右(A様):薄い涼しげなパステル系の紫の地色です。こちらは全体的に柔らかく、爽やかに配色しました。柄が主張し過ぎないように地色に馴染む配色にしています。ふんわり優しいイメージに仕上がりました♪
図案の蝶は抽象的には描かずデザインしています。貝合わせにも見えるように、羽を貝殻のような形にしています。羽(貝)の中は更紗柄や描き匹田(ひった)を入れています。
蝶の触角の部分は花の茎に見立てて、藤や萩の花のイメージに近づけています。
普段使いとして、大人かわいい羽織を意識して作りました。
以前にこのHPの「キモノアレコレ」に制作秘話を投稿したことがありますので、併せてご覧くださいますと嬉しいです。
お誂えの絵羽織→https://sato-orimono.co.jp/blog/post-358/
またこの羽織の同じ柄で黒の袷用もあります。弊社の御召の生地で作りました。ご興味のある方はお問い合わせください。
こんなすてきな繋がりができましたこと、心より嬉しく思っております。
これからの染色活動の励みになります!本当にありがとうございました。
お誂えにご興味のある方は、どうぞお問い合わせくださいませ。
また弊社の商品をご購入のお客様のお写真募集中です!
どうぞよろしくお願いいたします。