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 西陣織一覧

  • 2023/01/13
    お知らせ
    【第一回 京都 染と織の展覧会】 へのご招待♪

    先日ご案内いたしました第一回 京都 染と織の展覧会の入場券(前売り券1,000円/当日1,200円)をご希望の方にプレゼントいたします。

    郵送ご希望の方は弊社のHPのお問合せページからお申込みください。

    数に限りがございますので、お早めにお申し込みください。

    どうぞ宜しくお願いいたします。


    (ご注意事項)

    ・入場券は「ご招待券」と印字されております。転売などできません。
    ・お一人様5枚までお送りすることができます。
    ・お問い合わせページからお申し込みされる際、今後このような案内をご希望されるか否かをご明記くださいますと有難いです。
    ・今後の案内をご希望されない場合は、発送後にお客様の情報は全て破棄いたします。
    ・また案内ご希望の方のお客様情報は厳重に管理し、ご案内以外の目的に使用することはございません。


     

    たくさんの着物好きの方々、ご興味ある方にご覧いただけましたらと思っております。

    どうぞ気兼ねなく、お申込みいただきますよう宜しくお願い申し上げます。

     

  • 2022/08/28
    ここ最近わか集
    何故か一足お先に西陣week

    急に秋の気配。朝夕涼しくなり、クーラーなしの週末でした。

    お盆あたりから体調を崩してしまい、なかなか戻らず。いつもの通り大袈裟に言うならば、「嗚呼、死ぬ前やな。」てな感じです。というか誰しも今生きていたら死ぬ前なんですが。

    鍼灸院に通っているのですが、もういつでもギックリ腰になってもおかしくない日々を過ごしており、「腰が痛い」だの「胃が痛い」、「肩が痛い」だの年寄りくさいことを言っております。左肩はもう2ヶ月くらい痛くて、多分軽く脱臼しているんだと思っているのですが。腕は上がるのですが、一定の方向だけがヤバイんです。

    そんな訳で、涼しくなったし夜のウォーキング再開です。今度こそ体力つけます!この1年で恐ろしく筋力も体力も衰えました。正座から立ち上がるのに手をつかないと立てないって、おばあさんレベルです。

    仕事では大して予定はないのですが、息子の学校行事で友禅体験の講師をさせていただくことが決まり、それで今、倒れる訳にはいかない!のです笑

    そしてその体験会で上手くいけば?やれそうかなと判断したら、とある施設での友禅体験のボランティアをしてみたいという野望を持っているのです笑

     

    さて、それはさておき。

    題名の「西陣week」ですが、11月11日は西陣の日で、11月15日はきものの日です。その時期に西陣555年のイベントがあるらしいんです。まだよく把握しておりませんが。

    で、何故か今週は個人的にも西陣関連の話題が多くて。。

     

    何故か西陣の重鎮から夜8時半に携帯に電話が来て、呼び出される件。10分後にはタクシーで迎えに行くので用意をせいと。。(^^;;

    アイスコーヒーと頂き物のクッキーを食べながら寛いでましたが、仰せの通りにと急いで支度し出かけました。

    皆さん組合の会合の帰りのようで、素敵な着物をお召しでした。

    何やかんや言いながらも、ワイワイと楽しい二次会に参戦する私。

    そして私が肩が痛いのを「何で?」「いつから?」ともう3回くらい説明しなきゃいけなくて、その度に「そういう時ってあるよね」という、これまたおんなじことを言われるというループ。

    失礼ながらも、嗚呼めんどくせ〜と思いながらも、ま、それなりに楽しくて。

    それにしても何故私は呼ばれた?とよくわかりませんが、それは肩の痛みについてどうしても聞きたかったのでしょうと思うしかないのです笑

    ま、何はともあれ、よくわかりませんが重鎮さんに可愛がってもらい有難いもんです笑

    で、週末のNHKでは1973年の「新日本紀行」西陣の地蔵盆が放送され、録画を録って鑑賞。

    27(土)夜は、帯屋捨松さんから生配信のクラシックギターを鑑賞したり。

    なんだか西陣weekでしたわ笑

     

    さて、来週はまた「ビバ!JOYフレンズ+」に参加します!

    息子は学校も始まり、私も体力つけながら、徐々にペース上げていきます!

     

    皆様もご自愛ください。

     

     

     

  • 2022/08/21
    キモノアレコレ
    夏物の訪問着をお誂えのお客様(A様)

    2年前の2020年のことですが、海外にお住まいのA様が帰国されているタイミングで、お誂えのお話のご相談をいただきました。

    海外で大きなパーティがあるので、それの為の夏物の着物をお誂えされたいとのことでした。

    くっきりとした目鼻立ちのお顔立ちのA様。お好きな着物はカッコいい古典柄のようです。

    お似合いになりそうと想像しながら、ご希望の「俵屋宗達の紅白梅図」の雰囲気を参考に柄を描き起こしました。

    地色は最初は濃い紫で進めていましたが、最終は墨色に決まりました。黒ではちょっとイカツイ雰囲気になるので少し抑えめの感じで。

    生地はパーティ向きとして、銀糸入の紋紗。地紋は大胆な露芝です。

    もうこれだけでもカッコいいのですが、しっかり友禅も入れて訪問着に仕上げていきます。

    全体的に色数少なめで渋い雰囲気をご希望でしたので、流水の部分を胡粉とグレー系で地色に寄せました。萩も私としては、かなり渋めにしました。

    京友禅の色合いというよりは東京友禅の色の気がします。あまり使ったことない色の渋さで、加減が難しかったです。

    (使う色のご相談は上記のような写メを撮ってやり取りしております)

    糸目が落ちて柄の輪郭が白く上がってきた後に、流水の部分に金と銀の箔をまいてもらいました。

    これでグッと締まった流水になり、更に華やかになりました。

    そしてお仕立てもいたしまして、夏のパーティに間に合うようにご用意いたしておりました。

     

    ただ、世界中がコロナの関係でこういった催しが中止となっていたようでして。。。

     

    そして今年。

    ようやくそのパーティが開催されたらしく、お写真を送っていただきました!

    嬉しいことにお写真の掲載の許可もいただきました。

    素敵でしょ!

    めっちゃカッコいいですよね!A様の雰囲気にピッタリ。バッチリ決まっています!

    周りの方々にも好評だったとのことで、私も嬉しい限りです。

    私がデザインし、友禅した着物をお客様がお召しになったお写真を拝見するのは、本当に嬉しいです!しかも今回は海外でなんて〜涙

     

    お誂えはお客様にとっても私にとっても、ドキドキですよね。

    こうしてお写真いただいて、ようやく私はホッといたしました。

    (2020.6.23 Instagramに投稿したコーディネートの写真)

    帯は洛陽織物さんの物です。

    私の方で帯と帯揚げ、帯締めなど一式コーディネートをご提案して、その中から選んでいただきました。

     

    お誂えの初めましてさんは、色無地やボカシ染めくらいからデビューされることをおすすめしております。

    ご予算に応じて生地選びから制作、お仕立てまでお引き受けいたしております。

    また西陣の帯もご希望でしたらご案内させていただいております。

    ご興味がおありの方はお問い合わせ下さいませ。

    どうぞ宜しくお願いします。

     

     

    次回はそのようなボカシ染のお誂えの仕方などをご紹介する予定です。

  • 2022/08/08
    お知らせ
    西陣555年

    令和4年(2022年)が、「西陣」の名称の起源とされる応仁の乱(1467年)から起算して、ちょうど555年目に当たります。

     

    西陣織会館では(↑このロゴの)マグネットやシールなども販売されています。(500円税抜)

    記念に如何でしょうか。

     

    さて、5年前の「550年」も、若干ですが西陣が盛り上がりました。その前は?というと記憶がないのですが、何かしらあったのかもしれません。

    写真は525年記念のシールを貼った先代のスーツケースです。シールがハゲハゲでわかりにくいですが、30年前もこのようなシールを作っていたのですね。

    またこの年(30年前)には組合で、着物振興の為にハワイにも凱旋しているようです。

    いい時代ですね。当時、西陣織工業組合の副理事長だった先代が嬉しそうにオープンカーに乗っています笑

    そして2022年8月1日に亡くなられた「市田ひろみ」先生も同乗されています。

    当時から親交を深めていた先代と市田先生。ご冥福をお祈りいたします。

     

    さて今年の西陣555年の年に組合ではいろんなイベントが企画されているようです。組合のHP又は弊社のお知らせなどチェックしてご参加くださいね。

     

     

  • 2022/08/07
    ここ最近わか集
    暑いし、急に大雨降るし…

    毎日ヘトヘトなんですが…。暑いし忙しいし。。。この忙しさは息子が夏休みということもありで。

    仕事は、最近は暑いので染めはせずに付下げの図案を描いています。

    なんせ工房がものすごく暑いのです。

    最初っから家の構造がおかしいのでしょう。中古住宅ってのはそんなもんやなぁとは思いながら、夏場は思いっきり暑くて風も通らず、冬場はこれまた寒くて冷蔵庫の中のような工房なので、臨機応変に仕事内容を変えています。

    そんな訳で、今は暑いので1階の会社にて仕事しています。もう少し涼しくなったら2階の工房で染めをしていこうと思っています。

     

    さて、今週末は息子のお友達親子とちょっとした夏休み企画。子供達だけで映画館に行ってもらい、その間に親はランチへという、些細なお楽しみ会です。

    なかなかのイケメン君と息子を映画館に連れて行き、チケット渡して、終わったらモスバーガー食べてまた待ち合わせしようと約束しました。その後子供達はそのまま塾に送り込まれるという、結構タイトなスケジュールです。

    それでも3時間半は子供達は自由な時間を過ごせて、好きな物食べて飲んで、お買い物したり、UFOキャッチャーしたり、十分満喫したようでした。

    そして勿論、私達も笑

    満喫したぜ〜!

    モデルさん?的な美人ママと、うちの近所にランチに行って、我が家にてイオンの焼き芋を囲みながらお喋りしました笑

    さっぱりとしたママで、実は初めてお会いしたのに会話が弾んで、これまた時間が足りないわ事件。

    恐れ多くも、なんとN中ママだし、どんな教育してんの?と興味津々でしたが、本当にナチュラルな自然体のママでした。そうは言っても、勿論そりゃあ私とは大違いですよ。

    私は息子の勉強のこと、進み具合とか、宿題が何処が出てるとか全く知らないし。

    私が把握しなきゃいけないことは「塾(夏期講習)のお休みの日」「塾弁が要るか」。それだけですかね。

    息子の学校や塾絡みで、いろんなママ友ができて見習うことが多く、焦ることもあるけど、うちは食育くらいしかサポートできないなと思ったところでした。ま、大したこと出来ないけどね笑

    というわけで、息子のお陰で次々とママ友が増える私なんですが、私にとってはみんな良い仲間で、決してライバルにはならないと思えています。だってね。本当みんなママ達頑張ってるんです。子供達をサポートしているんです。それを見聞きしたら尊敬しかないし、つまらないライバル意識なんて芽生えないわ。

    だから、息子のお友達がN中受験するってなったら、めっちゃ応援する!あ、これミーハーな性格も含めてね。関係ない私も自慢やわ〜とか思いながら。

     

    さて、話は変わりますが。

    「市田ひろみ」先生が1日に亡くなられたとのニュース。びっくりしました。

    90才でしたか。たしかに最近はかなりご高齢になられたお姿をSNSで見ておりました。

    先生と佐藤家とは長いお付き合いがあり、特に先代とは西陣和装学園創立当初から親しいお付き合いでした。義母のお葬式にも先生は着物で駆けつけてくださいました。

    私に至っては、随分前になりますが、友禅の個展を開催するにあたって、お祝いのお手紙をくださり応援してくださっていました。15年以上前になると思いますが、NHKの趣味悠々だったと思いますが、先生が講師をされるのに着物を提供してくれないかとお電話をいただき、直接お話ししたこともありました。(提供できるものが無くて話が流れましたが)

    その後も年賀状のやり取りをしておりましたが、先代が亡くなってからは疎遠になってしまいました。そしたらふらっと、たしか5年くらい前にお葉書が届きました。

    以前、きもの系の雑誌で弊社の特集を載せていただいたことがあります。それをご覧になったようで、懐かしいですといった内容のお手紙でした。とても驚きましたが、覚えてくださってて嬉しかったです。

    本当に筆まめで、女性らしくて気遣いが素晴らしい方でした。私はテレビで見ていた怖いイメージから一変し、尊敬しかありませんし、嫌なイメージなんて1ミリもありません。

    市田先生のようになりたくて、筆まめをマネてみたこともありますが、なかなか面倒くさがりの私には続かなかったです。

    ふらっとあなたを思い出したからと、サラサラと短い文章を書いて葉書を出せるような人って凄いですね。そんなことしてみたいです。

    ただ私の場合は相手の方に「え、なんで?なんで今ごろ?気持ち悪い!」とか言われそうなので、やめておきます。その辺は私は立場をわきまえておりますので。

     

    市田先生のご冥福をお祈りいたしております。長い間、和装振興へのご尽力お疲れ様でした。

     

    追記

    今年の春先に、「西陣グラフ」という組合発行の古い月刊誌を整理しました。その時にたまたま先代が裏表紙に写真が載っていたので、処分をせずに残しておりました。このHPでも紹介しようと思っていた矢先でした。

    1993年10月発行の西陣グラフです。

    当時、先代は西陣織工業組合の副理事長をしており、市田ひろみ先生達と一緒にハワイにも行っているようです。その様子の写真です。