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2022/03/21
復帰中

バタバタと1週間が過ぎました。

連日のロシアの侵攻のニュースが気になり、目が離せなくて、気の毒で、私も辛くなります。

そして仕事も含めて平和すぎる私の環境、なんかすみませんてな気持ちです。仕事に関しては、じゃあ何の職業だったらそんな気にならないのかはわかりませんが。平和ボケしそうな呉服の製造って、ほんとに平和やわ。そして私としてはなんか後ろめたい感じ。

そんな私なんですが。ご存じの通り?元々はOL辞めて絵を習いたくて美術学校行ったくちですので、基本は絵を描きたい人です。美術学校では油絵を専攻していましたが、たまたま着物の染色=友禅という仕事に就いた訳でして。

久しぶりに絵を描きたいと思い、染め帯にしようとしております。

連休中はその染めをしていました。いつもはかっちりと図案を描くのですが、今回は結構大雑把で、成り行きで染めていこうと思っています。子供っぽい幼稚な絵でいいと。

途中ですが、こんな感じです。来月の展示会にお仕立てまで出来たらと思っています。

 

さて連休の最終日は息子とクラシックコンサートへ。学校でチケットをいただいたので、いい機会なので着物を着ました。去年の6月から一度も着物を着ていませんでした。そして来月には展示会もあるので、練習がてらに。なんとか着ましたが、忘れてるわ。。YouTube神ぃ〜ありがとう〜。

そして京都コンサートホールへ。

ヴァイオリンとヴィオラの演奏会だったのですが、これがまたマニアックな曲ばっかり。最初、いい感じかも〜と目を閉じてハマってみようと思いきや、その後は激しく落ちつかん曲ばっかり。

私のイメージではサスペンスドラマのBGMです。も何人も崖から突き落とされています。そして何人も死体が車のトランクに積まれて、暗い森の中に穴を掘られて埋められました。キーキーする音が転落とか恐怖とか連想させられるのかしら。

演奏された全てがとても難しい曲で、テクニックが詰まっているらしく、何度も難しいと解説がありました。

納得です。職人技でした。

ポーランド出身のペンデレツキという作曲家の「ポーランド・レクイエム」の中の一曲の演奏前にはみんなで黙祷を捧げました。アウシュヴィッツで生涯を閉じた神父へ捧げた曲とのことでした。

 

そんな演奏会を十分に堪能した後は2人で焼肉をば。息子がこのお店のFMのCMが好きで、ほぼ毎日マネをしています。しかも帰宅時に「ただいま」ではなく「お疲れ〜、今日は焼肉をごはんに…(以下省略)」と言いながらドアを開けます(知る人ぞ知るCMです)

どハマりして、もう数ヶ月も経つのにそのお店を知らないというので連れて行きました。

久しぶりの焼肉!そして外食!

興奮し過ぎて?袖が焼肉のタレにダイブしたのも気付かず。。。(CMで言うところのタレにワンバウンド、ちゅーやつですね)

しっかり、しゅんでました。。。

そして急激にテンションが下がりました。

 

社会復帰の途中ですね〜笑

明日、早速クリーニング出します(汗)

 

花粉と闘いながら、今週も頑張ります!