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 西陣織一覧

  • 2020/02/01
    お知らせ
    2020 西陣織大会「文部科学大臣賞」受賞!

    嬉しいニュースが飛び込んできました。

    この度「 2020 西陣織大会」におきまして「文部科学大臣賞」を受賞しました!

    お近くの方は是非ご高覧下さいませ。

     

  • 2020/01/21
    お知らせ
    「西陣織大会」のご案内

    毎年恒例の西陣織大会が今年も開催されます。

    〜〜〜フォーマルの活性化〜〜〜

     

    今年はこのテーマを掲げて、各織元が発表するようです。

    弊社もそれに合わせて、夏物の黒留袖を出品しようかと思っています。ずっと仮絵羽にもせず丸巻きのまま保管していました。

    私にとっては思い出の品です。私が妊娠前後に制作したと思います。この時の糸目の職人さんは、今はもうこの仕事はしていません。とても良い腕の職人さんでした。

    展示前ですので、写真も控えさせて下さいませ。と言うべきか、慌てて今日仮絵羽に回したので、写真を撮るのを忘れていました(汗)

    そしてその仮絵羽も、展示会の搬入に間に合うのか 微妙なのですが…。

     

    それ以外に、先染の薄手の紋紗の新作を出品する予定です。

    どうぞお時間ございましたら、是非ご高覧下さいませ。

     

    日時  :  1月31日(金)〜2月2日(日)    10時〜17時(2月2日は16時まで)

    場所  :  西陣織会館  5階・6階           京都市上京区堀川通今出川南入

     

    ★★★★★一般の方もご入場できます!入場無料です。★★★★★

     

  • 2019/08/10
    キモノアレコレ
    第三回 西陣御召発表会の御礼

    8月1日(木)、2日(金)の2日間、京都市中京区の「ちおん舍」にて開催されました「第三回 西陣御召発表会」は無事終了いたしました。

     

     

    京都市内の予想最高気温が38℃、39℃という、京都らしい蒸し暑い日になりました。「西陣きもの会」10社程での合同発表会で、和気あいあいと楽しくアテンドしておりました。

     

    業者さま向けの展示会でしたので、小売店さん、問屋さん、産地問屋さん、その他お取り引きメーカー等の方々がお越し下さいました。

     

    お越し下さいました皆様、暑い中本当にありがとうございました。

     

    弊社は今年の展示会は「紋紗の塵避け」としてのご提案として「コート」や「羽織」を中心に、絵羽物を展示いたしました。紋紗の生地自体は「着物」としても「羽織もの」としても、どちらにでもお仕立てすることが出来ます。その「羽織もの」として着用するにあたって、もっとお洒落で素敵な物はできないかと考え、作ってきました。そして薄手の紋紗の新作もあわせて、この度発表いたしました。

     

     

    弊社のみでのこうした新作の展示会等出来ないので、この年一回のこの展示会で、こうしてご覧いただく機会ができますこと、大変嬉しく思っております。そしてこれを励みに、頑張っております。ご意見、ご要望などございましたら、お気軽にお聞かせくださいませ。

     

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 2019/07/02
    キモノアレコレ
    友禅の見学

    先週末に親戚がフランスのお友達を連れて、私の友禅の工房にお越しくださいました。フランスからとはいえ英語でお話しされるのですが、全部親戚が流暢な英語通訳をしてくれて、私はスムーズに友禅の工程等、説明させていただきました。(この友禅の実演等、普段は一切しておりません。今回特別に段取りさせていただきました)

     

     

    さて今までこのような友禅実演、工房見学は数回したことがあります。数える程です。お取引先のご要望で、お客様に見せたいというものが中心です。最近、友禅工房を開放して、見学や体験をしているところも多いようです。私の工房にどのくらいご要望があるかは存じませんが、申し訳ありませんが今後もしばらくは、そのような予定はありません。もしご希望の方がいらっしゃいましたら、私のお友達の工房をご紹介しますので、弊社にお問い合わせくださいませ。

     

    非公開の理由はいろいろありますが、まず友禅の実演するにあたって、その日までに準備することが多く、長期的な計画をしていないと出来ないというところです。

     

    友禅をするには、まずは白い生地を用意し、墨打ち(着物のパーツの寸法を測って印を付ける)、図案を描き、着物の生地幅(約38㎝)に図案をパーツ毎に描きます。その図案を元に白生地に図案を写し、糸目(染料がにじまないように線でくくる)を引きます。←これは専門の職人さんにお願いしています。糸目が終わったら、柄の中を糊伏せ(マスキング)します。マスキング後にマスキング以外の広い部分を引き染めします。←これも専門の職人さんにお願いしています。染まった後、染料を定着させる蒸し、糊を落とす水元(みずもと)というのを専門の工場へお願いします。

     

     

    そしてやっと私の手元に戻ってきて、友禅の準備に入ります。図案や職人さんの混み具合にもよりますが、大体これまでに最低でも1ヶ月〜2ヶ月かかります。またそれもいきなり友禅が出来るわけでもなく、友禅部分に良く染まるように地入れという作業をします。布海苔(ふのり)を炊いて、こして、刷毛で友禅部分に塗っていきます(1日以上はじっくり乾かしていた方が良いです)。友禅の色を決めて染料を合わせるのは、実演の前日にします。そして当日に友禅する部分を決めて、それ以外は少し作業を進めて、色合いをみたりしておきます。

     

    そして当日は工程を説明しながら、残しておいた友禅部分に色を挿します。

     

    というのが、一連の流れです。友禅の実演には長い時間をかけて準備をし、前日には色合わせは必須です。また実演の次の日には残りの友禅を終わらせます。なぜなら、染料はナマモノです。長期間置いておけるものではなく、一度合わせた染料は出来るだけ早く使い切ります。

     

    と、言うことは!今回の実演ですが、土曜日にしましたが、前日の夜遅くまで作業をし、実演の次の日の日曜日にも残りの友禅をしました。ただでさえ忙しくてバタバタした1週間のうち実演前日は会社と工房の掃除に始まり、1日準備明け暮れました。

     

    結局ね、暇だったらいいのです。絶対的に実演の前日は、通常の仕事が出来ないので、その分予定が押します。それがまた問題です。長期間な計画をしておきながらも、実演の前日の予定は、当日でないとわからない部分もあります(お客様のご来社、お取引先に呼ばれる等)。でも実演の準備は必須です!

     

    長々と出来ない理由を書きましたが、今は特別な理由がない限り対応できない状況ですので、どうぞご容赦くださいませ。私がこのように細かく書いたのは、友禅の工程には長い時間が掛かり、準備も含め容易ではないということをご理解いただきたいのです。 また普段の仕事見てみたいという方がほとんどでしょうが、友禅をしている時間よりも、それ以外の作業の方が大部分です。ほとんどが地味な作業です。墨打ちの作業なんて、お話しながらなんてできません。かなり集中して作業します。友禅以外では見てもらうような作業って、あまりないように思います(^^;)

     

    このように閉鎖的な工房ではございますが、良いものを作ることに集中していきたいと思っておりますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします!

  • 2019/06/09
    キモノアレコレ
    「きもの良きものファミリーセール」は終了しました

    毎年好評の西陣織工業組合によるファミリーセールは6月8日(土)、9日(日)の2日間、無事に終了いたしました。

     

    このセールをご存じの方は開催日初日の朝にお見えになるそうで、今年も大盛況でたくさんの方だったよです。

     

     

    私は2日間共にお友達をご案内したりと、会場をウロウロしておりました。見てしまうと欲しくなるのですが、今年は「欲しい病」が発病しませんでしたʕ⁎̯͡⁎ʔ༄