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    着物に関する「アレコレ」をお届けします。
  • 2023/01/13
    【第一回 京都 染と織の展覧会】 へのご招待♪

    先日ご案内いたしました第一回 京都 染と織の展覧会の入場券(前売り券1,000円/当日1,200円)をご希望の方にプレゼントいたします。

    郵送ご希望の方は弊社のHPのお問合せページからお申込みください。

    数に限りがございますので、お早めにお申し込みください。

    どうぞ宜しくお願いいたします。


    (ご注意事項)

    ・入場券は「ご招待券」と印字されております。転売などできません。
    ・お一人様5枚までお送りすることができます。
    ・お問い合わせページからお申し込みされる際、今後このような案内をご希望されるか否かをご明記くださいますと有難いです。
    ・今後の案内をご希望されない場合は、発送後にお客様の情報は全て破棄いたします。
    ・また案内ご希望の方のお客様情報は厳重に管理し、ご案内以外の目的に使用することはございません。


     

    たくさんの着物好きの方々、ご興味ある方にご覧いただけましたらと思っております。

    どうぞ気兼ねなく、お申込みいただきますよう宜しくお願い申し上げます。

     

  • 2023/01/10
    展示会のお知らせ【第一回 京都 染と織の展覧会】
    【第一回 京都 染と織の展覧会】のご案内です
    今年は京都府、京都市主催で「西陣織、京友禅、丹後ちりめん」の京都の伝統産業の組合を中心に展示会をいたします。
    西陣織だけではなく、丹後の織物、そして京都の染めもご覧いただける、盛りだくさんの展覧会です。
    また展覧会と同時開催で伝統工芸職人による実演や販売会、写真撮影会などイベントも満載。
    きっと楽しい展示会になると思います。
    お友達などお誘い合わせの上、ご来場くださいますと嬉しいです。
    弊社も西陣織の組合員として出展いたしております。
    弊社は2年ぶりの東京での展示会になります。
    新作を含め、お買得品のお品も多数お持ちする予定です。
    只今、皆様にお会いできますことを楽しみにワクワクしてながら、準備をしているところです。
    どうぞお越しの際には、是非お立ち寄りくださいまして、お声がけくださいますと嬉しいです♪
    寒い時期で外出していただくのが申し訳ないのですが、京都の伝統産業の織り、染め、その他の工芸品も楽しんでいただけましたらと思っています。
    どうぞ宜しくお願いいたします。
    ※入場料・チケット
    第一回・染と織の展覧会への入場は入場券が必要になります。
    ※入場券は下記ウェブサイトからお求めくださるか、弊社へご相談ください。
    お一人様、前売り1,000円、当日1200円です。当日券は会場にて現金のみでの販売となります。なお高校生以下の方、障がい者手帳をお持ちの方は入場無料です。当日の受付にて証明書をご提示ください。

    京都 染と織の展覧会→https://kyotokougei.com/

  • 2022/12/14
    素描友禅の染帯(動画)

    新作の素描の染帯の制作の様子です。

    いつものことですが、動画をアップするのに苦労しております。。( ;∀;)

    苦労してアップロードしているからとは言いませんが、興味がない方も、よろしければご覧くださいませ♪

     

     

    作業の説明はあまり要らないですね。

    今回の染帯は私の工房で引染めをしまして、蒸し水元をする前に、染料で絵を描いております。

    地色の水色の上から同系統の青色の染料で描いていますので、色が馴染んでいると思います。

     

    (どちらの動画も早回しではありません)

    この図案は世界の紋様図鑑の中から見つけたものをアレンジしました。

    元々は横長の長方形の形でしたが、ハート型にしてみました。

    (聖書?)を広げている天使のような子供と、弦楽器を弾いている子供が描かれています。

    この元の絵を見たときに、すぐに染め帯にアレンジしたいと思いました。

    (左下が本のコピー。その上がハート形にアレンジした私の下絵。右が本番の染帯)

    この帯を使うシーンとして。

    ①音楽会、ピアノの発表会などに

    ②クリスマスのシーズンに

    ③バレンタインデーのシーズンに

    ④それ以外でも軽いランチやディナーの際など幅広く

    見方によっては、シーン別、シーズン別で解釈が広がる、使い回しが効く染め帯を作りたいと思いました。

    制作は

    一貫して図案、下絵から引き染め、素描まで工房で仕上げました。

    光沢のある生地に線描きだけで表現した絵です。

    染めの性質上、失敗や描き直しができない一発勝負の逸品です。

    どこかで見たことがあるという図案、染めではなく「新しい」と思ってもらえる物を作ろうと、私は常に考えております。

    私は有名な日本画をはじめとして、名画をそのまま或いはほぼ模写した物を創る意味を見出すことができないでおります。

    もがきながら、下手でもオリジナルのものを表現していけたらと思っています。

     

    追記

    ご紹介しましたこちらの染帯は「藤姫オンラインショップ」にて販売いたします。

    よろしければ併せてご覧ください。

    藤姫オンラインショップhttps://sato-orimono.co.jp/onlineshop/

     

  • 2022/09/10
    小学生の友禅体験会の試作(動画)

    10月に息子の小学校で、子供たちの京友禅体験会のお手伝いをすることになりました。

    私がいつもしている友禅とは少し違いますが、着物と同様の生地と道具や染料を使って体験することにしました。

    全て父兄の手作りの体験会です。

    この体験会の後押しをしてくださった、私の周りのママ友達には本当に感謝しかありません。

    役員さんをはじめとして、多くのお母様方に手伝っていただきながら、10月に開催されるこのイベントに向けて、私も着々と準備をしているところです。

    なにせ、正直こういった体験会の講師なんてしたことありませんし、普段している仕事の内容でもないのです。。。汗

    一応は、こういった型を使った着物の染めは何度もしてはいるのですが、本当に自己流ですので、教えられるようなものでもないんですが。。。

    自分でもよくやるよなーと驚きです。

     

    今回新たに小学生用に考えた図案を描き、型を彫り、試し染めてみました。

    その時の動画を撮っていましたので、アップしてみます。

    アップロードのサイズの関係上、1.25倍速の再生になっております。

    何べんも書きますが、自己流ですので!

    「普通はそんなんとは違うー」とかあるでしょうが、お許しください笑

     

     

    子供たちが楽しく体験してくれたら嬉しいな~と私もワクワクしながら、準備をしております。

     

  • 2022/08/28
    白生地からご希望のお色へ染めるお誂え

    今回は白生地からご希望のお色にお染めするお誂えの例をご案内いたします。

    色無地でもぼかし染めでも、どちらでも大体手順は同じになります。

    一例といたしまして、都内在住で有名な和装小物作家さんのMIZUHOさんのお誂えの様子をレポートします。

     

    いつも弊社の紋紗の羽織をご愛用くださっているMIZUHOさん。ヘビロテで着用されているので、もう一枚新調したいとのことでした。

    ご本人は既にご希望のお色、地紋など、お好みのイメージもお有りでしたので、お誂えとしてはとてもスムーズだったと思います。

    また、私は公私共に仲良くさせていただいておりますので、もしかしたら彼女の似合うお色をなんとなく想像できていたこともスムーズな運びになった要因だったとも思います。

     

    ①さて、まずは生地の地紋の雰囲気・ご希望をお聞きして、生地を探すことからしました。唐草の柄とか柔らかい雰囲気をご希望とのことでしたので、何点か地紋の写メしました。そしてその中から地紋を選んでいただきました。彼女が選んだのは牡丹唐草の地紋でした。

    ②ご希望の色の雰囲気をお聞きして、弊社にある色見本生地を選んで写メしました。選んだ見本にはご希望のお色と、私が彼女に似合いそうなお色も一緒に入れました。写メの段階で更に見本を選択してもらい、直接見てみたい物だけ郵送で送りました。(写真1)

    ③郵送した見本記事を直接ご自身の着物に当ててみたり、じっくりお選びいただきました(約1週間)。決まってすぐ見本生地をご返送いただき、ご希望の配色とぼかしの仕方を確定してもらいました。

    ※この時点で商品代金をご請求いたしました。

    ④色見本が弊社に戻るとすぐ、ぼかしの場合は「ぼかしアタリ(染めぼかしをするラインがわかるように)」を生地の裏に描きます。(熱で消えるチャコペンで描きます)。引き染めはいつも弊社の紋紗を染めて頂いている熟練の職人さんです。紋紗の染めは乾きが早いこともあり、ムラができやすく難しいんです。お願いしている職人さんはその難しい紋紗でも見本と色を合わせるのが、とても上手なんです。

    またお誂えとはいえ、弊社では一反だけ引き染めをお願いすることはしておりません。引き染め屋さんは一色で一反のみ染めるのは、とても効率が悪いです。そんな効率の悪い気の毒なお仕事を、いつも押し付ける訳にはいかないと思っています。今回も同じ色目で地紋違い、染め方違いで合計3反注文出しました(「同じ柄で同じ染め」のものは創りません)。(写真2)

    ⑤染め上がり、検品、のし、再検品し、発送前に見本と近い同じお色に染まった写メをしました。(写真3)

    ⑥写メご確認後、商品発送しました。(写真4)

    納品後にすぐにお仕立てをされたようで、8月26日付のInstagramに写真を投稿してくださいました。

    素敵でしょう〜♪お手持ちの着物に合わせての羽織のお色選びなので、ばっちり決まっています!

    ぼかしの仕方も真っ直ぐではなく、ゆらゆらとした曲線のぼかしにしていますので、女性らしさもプラスされています。

    よろしければMIZUHOさんのInstagramをチェックしてみてくださいね!またフォローもお願いします♪→コットンパール和小物MIZUHO https://www.instagram.com/mizuho.cottonpearl/?hl=ja

     

    如何でしたでしょうか。

    お誂えの流れは大体つかんでいただきましたでしょうか。

    お誂えはお電話だけ、メールのやり取りだけでは、当然ですが不安だと思います。

    一度は生地を実際に見て触っていただいたり、やはりお顔合わせをしていた方がお互い安心かと思います。(絶対ではありませんので♪)

    弊社にお越しくだされば小さな見本生地だけではなく、いろんな色に染まった反物がたくさんございます。いろんな配色、地紋などをご覧くださり、選んでいただけます。意外に苦手なお色がお似合いだったり、思っていたお色がイマイチだったりと、発見が多々あるかと思います。

    最初にご足労いただきますが、後はメールや見本生地のやり取りでOKです。何度も書きますが、ご足労なしで、メールのやり取りだけで大丈夫な方もいらっしゃいます。

     

    また注意事項といたしまして、見本と全く同じお色に染まることはありません。近いお色に染まります。今までのお誂えにおいて、お色が見本とかけ離れていてクレームがきたことは一度もございません。微妙なお色のズレにつきましてはご容赦くださいませ。

    白生地につきましては、ご希望の地紋の正反がない場合があります。その場合、織傷のある生地をご案内する場合もあります。

     

     

    地紋とお色を選ぶ「色無地」または「ぼかし染め」のお誂えについて、ご興味おありの方はお問い合わせくださいませ。

    特に秋から冬の時期はお誂えに最適なシーズンです。

    どうぞ宜しくお願いいたします。