お客様のコーディネート一覧
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2023/11/19ここ最近わか集
慌ただしく毎日が過ぎていきました。
もう何をしていたのかも思い出せないほどです。
さて西陣織大会が先週開催されました。
私も見に行きました。
「お知らせ」と「キモノアレコレ」でも書きましたが、「京都市長賞」を受賞しました。
いろんな方からお声かけてくださって、嬉しい限りです。ありがとうございました。
こういう賞には遠い存在の織屋ですので、たまーに、こういう賞を受賞すると私共も驚きますが、周りも驚かれると思います。本当にこういう賞は、うちは無縁ですね笑
さて。
今週のメインイベントは!
はい!息子の通う小学校の「音楽会」です。とうとう小学校最後の音楽会になりました。
毎年、この音楽会を楽しみにしていた私。
そして〜。なんと、今年は〜!
息子が6年生の合唱の指揮をすることになりました!
去年は指揮のオーディションで落ちて、今年は見事に⁉︎背の高さだけで?合格しました〜
勉強の合間にYouTubeを見て指揮の練習をしてきたのですが、仕上がっていなかったようで、本人も心配していました。
そして本番。
今年も私はママ友と一緒に着物で見に行きました。
ママ友が綺麗なのよ。また違うところでご紹介したいと思っていますが、とっても素敵で♡
(右のピンク系がママ友です♡)
さて、話は戻って、音楽会♪
小さな一年生の可愛い合唱や5年生の合奏を聴いて、いよいよトリの6年生!
6年はback numberの「水平線」の合奏と、その後は、大トリの合唱です。ドキドキしながら、見守りました。
女子児童の上手なピアノ伴奏と息子の指揮で、合唱曲は「時の旅人」でした。
途中でテンポが変わる難しい曲で、中学や高校生が歌う曲だそうです。
背の高い息子は、台に乗ると更に大きく、堂々と、そして大きく腕を振って指揮を務めました。
6年生は学校でも一番大人数の120人超です。
私の方が緊張するわ〜
でも、ほんとに堂々とした指揮は、親バカですが、良くできたと思います。
そんな姿が見られて嬉しかったです。
周りのお母様方が感動したとお声掛けくださったり、泣いているお母様もおられました。
学校最後の音楽会、曲も歌詞も良くて、ぐっときます。
最高の音楽会でした。
いろいろ思うことあるけど…
息子には4歳からピアノを習わせましたが、5年生になる前には辞めてしまい、ああ勿体ない、無駄やったかなと思っていましたが、無駄ではなかったようです!
これもピアノの先生のお陰です。本当に感謝です!
そして何より音楽が好きということが、一番嬉しいことです♫
ピアノが上手に弾けなかった、練習が嫌だったとしても、音楽が好きでいてくれたことが嬉しいのです。
私は3歳からピアノを習いました。小学生低学年まで習いましたが、楽譜は読めないし、下手くそでした。
中1のクラスの合唱で何故かピアノ伴奏をすることになり、ホントに困りましたが、なんとか弾き終えました。
それがきっかけで、中3は男子グループバンドに紅一点、キーボードに呼ばれて入りました♪
放課後、メンバーのお家や、スタジオ借りて練習したり、私は勉強もせずに楽しく過ごしていました🎶
体育会の部活はそこそこで、やさぐれていた中学時代は音楽に支えられていたように思います。
学校でも目立っていた男子メンバーの中に入って、女子からはいいな〜の目でしたが、チヤホヤされることなど一切なく、周りが想像するような素敵なことは何も起こりませんでした。。。
色恋沙汰の出来事も全く起きなかったことは、残念?です…笑
(二条城の紅葉が綺麗な夕方−2023.11.9)今月に入って、いろんな出来事が起きて、心身共に疲れていた時の「音楽会」
低学年の児童の合唱を見ていると、嗚呼、こんなに小さくて可愛い時期があったんだ。と、ほっこりする反面。
こんな時期の子供達を見守ってきたはずの大人。
初心に戻れるタイミング、結構あると思うよ。あったと思うよ。
だけど、なんで…。
と、悔しさや怒りが込み上げてくるのでした。
中学受験まで2ヶ月切りました。
来週のマラソン大会が終われば、学校行事もほぼ終了。
受験までまっしぐらです。
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2023/10/01キモノアレコレ
暑さの残る9月の週末。関東在住のA様が弊社を訪ねて来てくださいました。
今年2月に東銀座で開催された「染と織の展覧会」にお越しくださったお客様です。
なんと!その時にご購入くださった、私が制作した紋紗の絵羽織を羽織ってお越しくださいました!
きゃー嬉しい!(≧∇≦)
プライベートでお見えなのに、着物って!
荷物も多くなるし、着るのも大変なのに、私が作った羽織を見せてくださるためにお召しくださったと思うと泣けます(涙)
その大変さはよーくわかっているので、有難くて、有難くて…
色白のA様に薄いラベンダー色が、とてもお似合いです!
青味のお色がよくお似合いなのは自他共に認めているので、今回のA様のコーディネートの、赤みのある小千谷縮に弊社の羽織もバッチリですね♪
自分が作った(下絵・友禅)羽織を気に入ってもらって、このようにお召しになって、見せに来てくださるって本当に有難くて、幸せなことです(涙)
また頑張って何か制作したいなと活力になりました!
さて9月とはいえ蒸し暑い日でしたが、着物を夏物にして薄羽織を羽織れば、少し夏の雰囲気が消されて、見た目にも馴染む気がします。
ちなみに私のコーディネートなんてどうでもいいのですが、私は透け感のない紋紗(畦地が多い)の着物を着ておりました。
羽織も暑いくらいの日でしたが、やはりここは「雰囲気重視で!」着用いたしました。
墨色の着物に墨色×金糸の袋帯(西陣 都)、羽織は新作の紋紗で龍の地紋・雪輪ぼかしの絵羽物です。
帯は初下ろしです。黒地に銀糸の入った帯芯を中に入れましたので、光の加減でキラキラ光ります♫
一応、正社会の人のコーディネートですので、そこんとこヨロシクです(^o^)/
さて、お仕立ても弊社で請け負っていたこともあり、ご購入後も何度もメールのやり取りをさせていただいておりましたので、今回二度目ましてー、という感じでもなく、ずっと前からの知り合いのような感じで、話がはずみました。
着物を通じて繋がるご縁。不思議ですね。
そしてなんの違和感もなく、着物のこと、着物以外の話も話が盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。
それは只々、ピュアで彼女の真っ直ぐなお人柄が、私との距離をぐっと縮めてくれたのでした。
ハイスペック女子の素敵な会話、楽しい時間はあっという間でした。
この度は遠方よりご来社くださいまして、誠にありがとうございました。
そしてお写真の掲載のご快諾ありがとうございました。
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2023/09/10キモノアレコレ
弊社の紋紗を2反もお求めくださいました東京在住のS様。
一つは、この紫とベージュの大胆な流水取りぼかしの染めの小紋を、着物にお仕立てされました。↓
とても綺麗な方でしょう♪
着物の説明の前に、まずお顔が綺麗なので着物の説明が後回し、いや、無くてもいいでしょう!ですね。
反物でこういった大胆なぼかしの小紋は、買う人も売る人も正直抵抗があります。
仕立て上がった時に、どうなるのか想像するのが難しいのです。
だから買う側にとっては手を出しにくい傾向があります。
そして売る側も明確に「こうなります!」と提示できたら良いのでしょうが、それが難しいのです。
裁ち方で、お仕立てのパターンが幾つもできるので、ぼんやりとしたご希望しかお聞きすることができません。
例えば、お顔周りにこの色が来た方が良いとか、それ以外は和裁士さんにお任せというものが多いです。
さて、お写真に戻って。
弊社でお受けしたお仕立てではありませんが、素敵なお仕立てだと思います。
流水の雰囲気が出ています。
お仕立てするとどうしても、途切れ途切れの、部分的な流水しか見えないということは、お客様もご存じではあるのですが、どうなるのかワクワク、ドキドキですよね♪
今,書きながら思い出しましたが、この同じ流水取りぼかしの小紋を羽織にお仕立てされたお客様をご紹介するのを忘れておりました(汗)
お色違いです。また全然雰囲気違うので、早めにアップしたいと思います(汗)
反物で見ただけでは想像するのは難しいぼかしの小紋ですが、こうしてお仕立て上がってお召しになると、本当に素敵ですね。
シュッとした綺麗なお顔とスタイルのS様に、男前な色合いとぼかし染めが良くお似合いです♪
当時S様に、さんざん綺麗な薄い色をお薦めしていましたが、今回お会いして渋い色合いも良くお似合いでカッコいい!です。
この着物姿で南座へ観劇に行かれたとのことですが、凄く素敵ですね♬お手本のような観劇にピッタリのコーディネート!
お母様もご一緒に来られていて、母娘で着物で観劇。素敵すぎます!
(一緒にお写真撮りました@ブライトンホテル京都)
S様の南座での観劇の後に、着物姿でお会いできましたこと本当に嬉しかったです。
お客様とのご縁、ありがたいですね。
そしてS様のご購入された、もう一枚の紋紗は、私が最近仕立てた着物の色違いなんです!
次回は双子コーデをするかも⁉︎
楽しみです♪
S様、この度はありがとうございました。
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2023/06/28お知らせ
2月に東銀座の時事通信ホールで開催された「染と織の展覧会」にて、弊社の羽織をお求めくださった関東在住のA様とのツーショットのお写真をいただきました♪
羽織は以前にコットンパールMIZUHOさんにお作りした羽織と色違いなんです。
勿論、私がデザインして友禅しております。
昨日まで日本橋三越で催事をされていたMIZUHOさんにA様が会いに行かれたときのお写真とのことです♪
キャー!(≧∇≦)
素敵ー!お二人とも美し~い!そして嬉しい~!涙
A様にはMIZUHOさんと色違いということをご案内しておりました。(有名なMIZUHOさんのことは大抵の着物好きさんにはご存じです♪)
この蝶の柄の紋紗の羽織は2枚だけしか作っていなかったのですが、そのお二人のお客様同士が繋がるって、なかなかない体験です!嬉しいですよね。ビックリです♪
私が染め出しした反物も、直接お客様を接客してお求めいただいたことは、ほとんどありません。
弊社の商品を何処のどなたがご購入されたのか知らないのがほとんどです。
そんな中、この2枚の羽織に関しては私が直接お会いしてご購入に至ったって、ほんとありえないくらい珍しいことなんです。
ましてこのお二人がたまたま関東在住とはいえ、お会いできるって、なかなか実現しにくいと思います。
お揃いの羽織を着て会いに行かれたA様には、私も本当に感謝いたしております。
着物を着て電車に乗るのも大変だったと思います!(羽織にシワが…とA様が嘆いておられました。涙)
さて、この羽織を作者の立場として少し説明させてもらいますね。
羽織は後身を重視して柄を考えております。
霞ぼかしの部分は薄い色にして、帯が透けて見えるように考えております。
左(MIZUHOさん):落ち着いたグレーの地色ですが、友禅の配色はパステル系の色を使いながら、全体に渋くならないように、そして寒色系の色で涼しげな配色にしています。
右(A様):薄い涼しげなパステル系の紫の地色です。こちらは全体的に柔らかく、爽やかに配色しました。柄が主張し過ぎないように地色に馴染む配色にしています。ふんわり優しいイメージに仕上がりました♪
図案の蝶は抽象的には描かずデザインしています。貝合わせにも見えるように、羽を貝殻のような形にしています。羽(貝)の中は更紗柄や描き匹田(ひった)を入れています。
蝶の触角の部分は花の茎に見立てて、藤や萩の花のイメージに近づけています。
普段使いとして、大人かわいい羽織を意識して作りました。
以前にこのHPの「キモノアレコレ」に制作秘話を投稿したことがありますので、併せてご覧くださいますと嬉しいです。
お誂えの絵羽織→https://sato-orimono.co.jp/blog/post-358/
またこの羽織の同じ柄で黒の袷用もあります。弊社の御召の生地で作りました。ご興味のある方はお問い合わせください。
こんなすてきな繋がりができましたこと、心より嬉しく思っております。
これからの染色活動の励みになります!本当にありがとうございました。
お誂えにご興味のある方は、どうぞお問い合わせくださいませ。
また弊社の商品をご購入のお客様のお写真募集中です!
どうぞよろしくお願いいたします。
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2023/06/25お気に入りアルバム
今年の2月にご縁があった「ピーターラビット™️の染帯」ですが、お客様からお召しになったお写真をいただきました♪
素敵でしょう〜♪
綺麗なお色のパステルグリーンの縞大島の単衣の着物に、弊社の紋紗の染帯です。
そうです。私が染めたんですー笑
お太鼓もばっちり柄が出て、綺麗〜。可愛い〜
そして前は。↓
お客様からお写真いただき、お電話もいただいて、詳しくコーデのこだわりをお聞きしましたよ♪
帯を目立たせたくて、帯揚げは着物と同色で、帯締めは白のゆるぎにされたとのことです。
上級者ですよね♡
本当に素敵です。そしてお写真、拝見できて嬉しい〜♪
そしてこのようにお写真くださったり、お電話いただいたり、もうお心遣いが嬉しくて感激です!
ただ単に染めて売って終わりではなく、こうしてお客様と繋がることができるなんて思ってもみませんでした。
ありがたいですね。嬉しいですね。こういうことがあると、やり甲斐のある仕事だと思えます笑←いつも淡々と仕事をしていると感じない感覚です。
T様とお話しして、ほわーっと温かい気持ちになり、本当に有難いなぁ〜としみじみ思います。
こういう出逢いって不思議ですね。ご縁ですね。T様は弊社のことを何も知らずに、ピーターラビットのファンで、しかも着物がご趣味で、オンラインショップをポチッとしてご購入されたんです。
そんなご縁なんですが、共通の知り合いがいて。それがうちの社長と同級生でもありお取引のある東京の呉服屋さんでした。呉服屋さんがピーターさんの帯が弊社の帯と直ぐにわかったらしく、共通のお知り合いということが発覚したそうです♫
この世の中、案外狭いですね笑
さて、次回は直接お会いできますでしょうか⁉︎
T様、お写真の掲載許可をいただきまして有難うございました。