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 着物一覧

  • 2020/08/23
    ここ最近わか集
    暑過ぎ…

    連日猛暑。予想最高気温39℃多し。週末雨の予報、若干ハズレ、パラパラ雨にて終了。

    私はいろいろあってヘコむ今週。そして来週は着物でお出掛けの予定あり…この暑さでヘコむ。無理じゃない?着物。重い気持ちで過ごす1週間でした。

    一応、着物の準備をばと、コーディネートを考えてみる。気が進まないが、やるべきことはやっておかないとと。

     

     

    さて興味はないかとは思いますが、私の着物について少し。

    私が着物を着るときは、ほぼ仕事です。おしゃれの一環としては、あまり着ません。着物が好き、嫌いの話ではありません。おしゃれをして出掛ける気が、あまりないからです。

    元々着物を作る仕事(友禅職人)ですので、素敵な着物を皆さんに提供したいという思いばかりで、自分が着飾る為に作っている訳でもないのです。あくまでも私は影で支える人だと自覚してます。

    それなので、特にお客様とご一緒する機会では、必ず渋い着物を着ます。元々たくさんの着物や帯など持ち合わせていないので、迷うことも少ないですが笑

    新しく仕立てる時も、難物やサンプル品の中から、渋い目の色柄から選びます。もう自分でも何色が着たいとか好みが分からなくなっています。そして周りからも渋い着物が好きだと思われています。似合う、似合わない、関係ないですね 笑

     

    そして私は基本的に、自分の身の丈にあっているかということを一番に気にします。

    高い物は身に付けない様にしています。パッと見て分かるブランド物は特に身に付けません。若い時より随分ブランド物に興味がなくなりました。

    リサイクルのブランド品は買ったことありません。呉服もそうです。アンティークの帯を随分前に買ったことはありますが。。

     

    前置きが長くなりましたが、今回も何着て行こう…と考えておりましたが、前回同様、墨色の色無地にしようかと。

    そして帯は。。。。。

     

    以前に親戚からいただいた、義祖母の帯を染め替えしたのを締める事にしました。

    絽綴れの帯ですが、色焼け、色落ちが酷くて、とてもそのままでは使えない帯でした。

    それを無理矢理【緑→紫】に染め替えました。←皆さんはマネしないでくださいね!

    結局、巾も丈も縮んで、ひどい事になりました。色焼けなどもあまり隠れず。

    仕立て屋さんに相談したけど、無理と言われて、結局、自分で作り帯に仕立ててみました。

    何もかも縮んで、普通には締められません。巾はどうしようもないので、そのままです。

    丈はもしかしたら、これで何とかなるかな?と。

     

    でもね。

    もうね、大変ですよ。土日ずっとこの帯のお世話ですよ。

    写真だけの解説見ても、ちんぷんかんぷんで、YouTube探して、何とか形になったかな?

    当日までに実際着てみて確認しなきゃ!

     

    どうか来週は涼しくなりますように。

    また皆様もお元気で過ごせますように。

  • 2020/03/23
    キモノアレコレ
    お誂えのお客様のコーディネート (kimono dresser MAKI 様)

    今年に入って2枚目のお誂えの kimono dresser MAKI 様のお写真をいただきました!

    今回は桜の時期の「SAKURAコーディネート」です♪

    生地は丹後縮緬で、金糸で縫取りの桜の花弁が散りばめられた、絵羽の付け下げです。

    この春のパーティ、お食事会用としてお誂えを希望されておりました。お仕立てまでのお時間があまりなかった為に、この桜の白生地をご紹介しました。気に入っていただき、特急で浸染にて染め、お仕立ていたしました。

    今回のお誂えは、優しいお色の桜色のピンクを選ばれました。

    流石です!素敵なお色をチョイスされていますよね♪

    着物は流行がないと言う人がいますが、私は色は流行があると思います。こういったピンクは、今の時代は綺麗めなお色を選ばれた方がよろしいかと思います。せっかくお誂えされるのであれば、こういった流行りでもある、綺麗めのお色が素敵ですよね♪

    お顔写りも良く、映えしますよ♪やっぱりピンクは「女子力」上がります〜。

    ちなみにですが、最近では桜は年中着られる柄として、浸透してきております。

    この時期だけでなく、年中着られるなんて、いいですよね♪

    素敵な着姿を拝見していると、私もこんな可愛い着物欲しいなーと思います(似合わないとか言わないで〜)

     

    後ろ姿もバッチリです!

    着付けも、髪の毛もご自身で、されたようですよ。凄くないですか〜⁈ 流石です!羨ましいです!

    全身バッチリ決まってて、今風の同系色のコーディネート、ホントに素敵ですね!うっとりです〜。

    MAKI様 いつもありがとうございます!そして素敵なお写真、ありがとうございました!

  • 2020/03/22
    キモノアレコレ
    お客様のコーディネート♪ (Y様)

    先日、弊社にて染帯をご購入くださいましたお客様のコーディネートです!

    素敵でしょ♪とっても綺麗なお顔立ちのお客様(Y様)なので、本当はお顔出しもお願いしたいところですが、写真の後ろ姿からも十分美人さんが伝わるはずです!

    自分で染めた帯を気に入っていただき、ご購入くださっただけでも有難いのですが、お召しになった時にお会いできると、また更にテンションが上がります〜!もう嬉しくて〜!写真撮りまくりです笑

    そして勝手に加工します〜笑

     

    もうほとんど、どこかの高級な料亭の女将さんのような。(ご本人さんはとても偉いご職業の方なのですが〜汗)

    本当にありがとうございました!

     

    さて、この「貝合わせ」の柄ですが、どうしても硬い雰囲気になりがちですが、さらりとこの様に無地感の着物に合わせると、華やいだ春の雰囲気が漂いますね。春の節句の時期だけでなく、着用できるように、四季の様子を貝の中に描き入れたので、夏以外はいつでもOKなんです。染め名古屋帯なのですがこの柄ですと、普段使いから、セミフォーマルくらいまで大丈夫なんです。

    ここ最近、「貝合わせ」の柄の着物や帯が人気のようですね。私がこの柄の染帯を色違いで2本作りましたが、有難いことにすぐに気に入ってくださる方に巡り会えました。

    有難いもんです。私の創作の活力です!

     

    こうして、このHP上で弊社の着物などをご購入くださったお客様のコーディネートを、できるだけ沢山ご紹介することが目標です〜。

    また只今お誂えのお客様の制作を何件がお受けしておりますので、徐々に制作途中の風景も公開していこうと思っております。

     

  • 2020/02/10
    お知らせ
    第4回 西陣御召発表会 のご案内

    去年は猛暑の8月に開催されましたが、今年は春の佳き日、桃の節句に開かれる運びになりました。

    毎年1回、今年で4回目の開催です。

    どうぞ月初の室町の売出しにお出掛けの際には、この展示会にもお運びいただけますと幸甚です。

    この展示会は、業者様向けの展示・商談会につき、一般の方はご入場できませんことを、ご容赦くださいませ。

     

    「第4回 西陣御召発表会」

    日時:2020年3月2日(月)〜3月3日(火)    10:00〜17:00

    場所:ちおん舎   京都市中京区衣棚三条上ル

    出展企業:五十嵐織物(株)・今河織物(株)・川端(有)・佐藤織物(株)・(有)島田機業店・(株)秦流舎・(株)西陣輝洸・(株)はくび織・宮階織物(株)      以上9社

    お問い合わせ:西陣きもの会 (西陣織工業組合内  tel  075-432-6143)

    ※今回のDMハガキは弊社が担当しておりましたので、弊社の生地を掲載させていただいております♪

  • 2020/02/02
    キモノアレコレ
    夏物の黒留袖

    「2020西陣織大会」に出品した「夏物黒留袖」

    弊社の紋紗に、私が染めた作品です。商品というより作品です。数年前にまだ時間があった時に、下絵から友禅に至るまで、時間を掛けて手がけました。

    今回の大会のテーマ「フォーマルの活性化」に合わせて、急いで仮絵羽に回しました。仮絵羽が上がってきたのは、搬入の1時間前でした。。。。(汗)

    さて、この黒留袖。出品したのはいいのですが、実際私が見に行っても、どこに展示しているのかわからない所に展示してあって、思わずアテンドの社長に聞きました。

    誘導してもらって、初めて対面。まあまあ暗い所にひっそりと展示してありました。作者が気付かないくらいですからね笑     いや、そのくらいの展示がベストだと思います!

    織大会といえば、やっぱりメインは「織」の技術の品評会であって、「染め」ではありません。

    このような「染め」メインの友禅物を出品するのは、やっぱり気が引けました。

    一般の方は特に「西陣織=先染め」、先に染められた糸で織られた織物が浮かびます。ところが、西陣織の着物は白生地もございます。そして当然ながら、白生地のままではなく、後から染められて流通されます。弊社は主にこの後染めのタイプです。

    前置きが長くなりましたが、私個人的には、こも黒留袖は本当に愛おしい作品で、思い入れもあるものです。今まで仮絵羽にしなかったのも、仮絵羽にしてしまうと痛みそうだったのと、展示会に出品するタイミングを逃してきたからです。元々は毎年秋に開催される京都府の「京もの認定工芸士」の展示会に出品するつもりでした。ただ、この時期は今までサローネ等で忙しくて、ここ何年も出品しておりません。

    そんな訳でこの愛すべき作品が、世の中に発表されることなく眠っておりましたのを、やっとお披露目することができました。織大会では隅に追いやられてしまう存在で、どのくらいの方々のお目に触れられたかは分かりませんが。。。。

    そんな中、この方のお目にも止まったようでして!

    この織大会の審査員をされていたようです。

    着物界では有名な「きものカンタービレ」様が、この黒留袖のことについて、少しブログやSNS(フェイスブック・インスタ等)に書いてくださったようです。

    偶然、インスタで写真(黒留袖)と記事を見かけて、本当に驚きました。数年前に彼女とはサローネでお会いして、お話はしておりますが、きっとお忘れでしょうけどね笑

    本当にありがたく、嬉しい限りです。きものカンタービレ様のフォロワー数は本当に多いですからね。さっき拝見したらインスタは6,700人以上ですから(*_*)  びっくりですよね!

     

    きものカンタービレさんのブログ記事→https://ameblo.jp/wingofkimera/entry-12571785383.html

    きものカンタービレさんのインスタはこちら→https://www.instagram.com/p/B8AWdpPgn_j/